十七条の心を読み解く

十七条の心を読み解く

僭越ながら、聖徳太子『十七条憲法』の
個人的解釈を論じさせていただきました。

  • はじめに -聖徳太子と親鸞聖人-

     浄土真宗寺院の本堂内陣の中央には必ず、阿弥陀如来の木製仏像か絵像軸、もしくは「南無阿弥陀仏」と書かれた六字の名号軸が安置してあります。そしてその左右には、浄土真宗の開祖である親鸞聖人と、中興の祖といわれる本願寺八代門主・蓮如上人の像が祀られます。またその脇には、インド・中国・日本を代表する七名の高僧方が描かれた掛軸と、それに併せて「聖徳太子」の掛軸を祀ることが、真宗寺院の伝統となっています。 ・・・

  • 世間にあって仏道をゆく六徳目

    世間にあって仏道をゆく大乗在家仏教六徳目いまここからだれでもどんなときも日常生活で心にとどめておきたい十七条憲法の要約 ① 智・智慧識るべきことを識る- 道理に気づきを深めていくこと -私たちはみな、自己中心的な執着心から離れられないでいます。けれどもまた、真心こそが大切であることも、どこかで気づいているはずです。仏教には自然の道理が説かれています。仏教に学び、真実信心の気づきを深めていくことで、・・・

  • 十 七 条 心 得

    【 第一条 】 和を宗とする人の集まりおたがいの心が和らいで協力しあうことが貴いのであって、むやみに対立したり争ったりしないようにしましょう。それを根本的な理念としなければいけません。ところが人にはそれぞれ自己中心的な執着心があるので、自分の立場に固執して物事を見たり、自分の都合で敵味方の区別を分けたりして、大局を見通している人は多くありません。それだから、身近な人間関係から、問題が起こりがちなの・・・