浄土真宗の僧侶は、出家をして厳格な戒律を守りながら修行するのではなく、在家として世間にあって{ 南無阿弥陀仏 }のお念仏を称えながら、日々の生活を修行として勤めます。寺院に住まいして、それを管理運営するのが「 寺族(じぞく)」の役割ですが、世間にあってあれに迷いこれに迷いすることがあっても、指針となる確かな拠り所があれば、それを頼りとして、在家生活を仏道として生きていけるのではないかと思うのです。
日本の歴史が伝える偉人・聖徳太子を、浄土真宗の始祖・親鸞聖人は「和国の教主(日本のお釈迦さま)」と呼んで、尊・・・
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いろいろでひとつのこの世界です。他者に対して寛容になり、調和的な在り方を理想とし、平和を最も大切なこととして・・・
まごころをこめて「三宝」をうやまいなさい。三宝とは「仏(真実の体現)」「法(真実の教え)」「僧(真実の仲間)・・・
共同体の合意によって決められたことは、かならずそれを守りましょう。それぞれの人には、それぞれの立場の役割があ・・・
慶集寺に関わる人々は、感謝と尊敬の心を根本としなければいけません。人間関係の根本は「ありがとう」「おかげさま・・・
人の欲にはきりが無く、満足を知ることはなかなかできないものです。寺に住んでその仕事をする者は、生活を慎み、物・・・
世間で言われるものごとの善悪はその時代や社会の常識によるところが多く、必ずしも固定的で絶対的なものであるとは・・・
社会や共同体において、人にはそれぞれに果たすべき役割があります。自分の役割に努め、他の役割を認め、混同しない・・・
ひとそれぞれに一生の時間は限られています。一年は三百六十五日。一日は二十四時間。一度限りの今です。寺院の仕事・・・
何事にも信心(まことのこころ)が大切です。真心こそがすべての大本であるからです。何ごとを為すにあたっても、ま・・・
心の中の怒りをしずめ、表情に怒りをあらわさないようにして、他人が逆らったとしても激怒しないようにしましょう。・・・
自分のことはなかなか気づきにくいものです。各々がそれぞれに長所を伸ばし、短所を改めることができるように、互い・・・
寺院の役職に就いている者は、公私混同して寺院の法人会計に当たってはいけません。宗教法人である寺院の所有するも・・・
それぞれの役割における仕事内容を、互いに把握しておきましょう。病気になったり急な用事ができたりして、普段の仕・・・
他者との関係のなかで、嫉妬心を持たないようにしましょう。人間には、自尊心とともに、競争心があります。他人が自・・・
身勝手なふるまいを慎んで、みんなのために進んで行動することが、社会に生きる市民としての理想的な在り方です。大・・・
みんなで何かを計画してそれを行おうとするときにも、それぞれの生活の糧となる仕事やそれぞれの家庭の事情に配慮し・・・
大事なことを独断で決めてしまってはいけません。かならず多くの人々とともに論議するべきです。それほどに重要では・・・