私訳 絵解き・二河白道 – ひかりといのちの道を往く

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悟りの道を歩みはじめられたと思っていても

それを引き戻そうと 

私を惑わせる声も 聞こえてくる

 

 

 

けれども もう振り返らない

私が 引き戻されることは 決してない

 

どんな時代であっても どんな状況にあっても

いつも いまここに 生きている私は

 

その声を一心に聞いて 

私の道を 

ただ前に進むしかない

 

 

 

 

この白い道の幅は

私一人が往くには

余りなく ちょうどだ

 

けれども この道を先に往って 

かの岸に渡った人は

数え切れないほどにいるという

 

彼岸に渡って

私を待っててくれているひとたちは 

かつて此岸にいた 

 

懐かしいひとたち

 

いまは彼の岸で

阿弥陀仏と一つとなって

 

ひとつこころに

あるという

 

南無阿弥陀仏の声となって 

その道に ある

 

南無阿弥陀仏の声は 

白い道となって 

私の歩みを 導く

 

 

 

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