リンクエイジ・デイズ

  • 2020/09/05

    『人間親鸞入門』 更新開始。

    これまでにまとめてきた親鸞聖人についてのテキストを、今年の11月3日に予定している「慶集寺報恩講」に向けて、順次公開していきたいと思います。題して、『人間親鸞入門』先行きが見えない不安定な状況のなかで、現代社会を「人間」として生き抜くためのヒントが、親鸞聖人の思想にあると思います。自分に嘘をつかないその生き方に、私たちが学ばなければいけないところは、多くあるはずです。浄土真宗における9つのキーワ・・・

  • 2020/07/15

    初夏法座(永代祠堂経法要)中止のお知らせ

     4月中ばから5月末にかけての新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の自粛期間中には、「 早く以前の日常に戻って欲しい 」と、みんなが願ったことと思います。しかしながら、緊急事態宣言が解除されて新しい生活様式のもとで社会活動が再開されると、「 さまざまなものごとが時代とともに進んでいく 」ことを、感じずにはいられません。 時間は戻ることがなく、常に進み続けている。仏教でいわれるところの「 諸行・・・

  • 2020/07/07

    葬儀式の意義を思う

    ・ミネアポリスの映像の衝撃・2020年5月25日、アメリカのミネソタ州ミネアポリスで白人警察官が、偽ドル札の使用容疑によって手錠をかけられた黒人男性の頸部を、8分46秒ものあいだ膝で強く押さえつけ、「呼吸ができない」「助けてくれ」と懇願されていたにも関わらず、死亡させるという事件が起きました。その現場にいた一般人が事件の一部始終をスマートフォンで撮影した動画がSNSを介して爆発的に広まったことが発・・・

  • 2020/07/01

    葬式仏教

    慶集寺が浄土真宗のお寺であるかぎり、親鸞聖人の教えを伝えることが、寺院活動の第一義であることは揺るぎないことです。しかしながら現実的には、地域や親族の間に慣習として引き継がれている仏事の執り行いが、その主な役割となっていることも事実です。日本の社会において「葬式仏教」といわれて久しい状況が続いていることは、もはや認めざるを得ない現実としてあります。けれども、葬式仏教を勤めることが、現代の伝統仏教・・・

  • 2020/06/21

    わたしの終活7 / コロナ以降の世界に

     2020年春、路面電車が南北でつながる。富山のまち、百年の夢が叶う。富山市がひとつになって、新たな出会いが生まれるだろう。人がつながり、まちがひろがる。まちがつながり、未来がひろがる。(「富山駅路面電車南部区接続イベント」ホームページより) 2020年の3月21日は、「富山市の人の流れが劇的に変わる100年に1度の日」という触れ込みで宣伝されてきた、富山駅の南側と北側とが路面電車でつな・・・

  • 2020/04/18

    2020年はなまつり中止のお知らせ

     毎春恒例の年中行事である「はなまつり」は、お釈迦さまのご誕生をお祝いする催しです。例年慶集寺では、大型連休期間にあわせてさまざまな企画を立てて広く宣伝し、多くの方々にお参りいただいてきました。そして、信仰の有無を問わずどなたさまにもお気軽にお寺参りをしていただく機会として、よろこばれてきました。 しかしながら今年の慶集寺のはなまつりは、世界中が非常事態の対応を迫られている新型コロナウイ・・・

  • 2020/02/04

    わたしの終活6 / お寺の断捨離

     今年2020年の2月4日が、父である前住職の七回忌の命日になります。僧侶として、導師としてではなく、喪主として勤めたはじめてのお葬式から、6年の月日が経ったということです。この6年間は、私にとってもパートナーである坊守にとっても、かなり大きな試練の時期だったことが思い返されます。父が亡くなる10年前から、住職の役は私が引き継いでいたのですが、実際に前住職が亡くなったことで、グッとその役割の・・・

  • 2019/12/15

    僧侶DJ、MIXCLOUD はじめました。

    20年前に東京から富山に帰省した頃より機材をそろえてはじめたDJの趣味。最近ではキャリアも重なり「僧侶DJ」の肩書きで、お寺の「環境音楽即興選曲者」としてお呼びがかかるようにもなってきました。来年の2月1日には、高岡市中田の飛鳥山善興寺を会場とした音楽イベント『雑スクエア2020』で、DJやります。http://zatsusquare.com/   https://www.mixcloud.com/hougu-kawakami/ 

  • 2019/10/16

    令和元年 慶集寺 報恩講(前住職七回忌法要)のお知らせ

    慶集寺前住職(浄空院釋照護・河上省吾)が往生されて、来年2月4日で七回忌となります。この6年間で進めてきた慶集寺再生事業もひとまずの山場を乗り越え、いよいよ新時代の寺院運営が本格化いたします。前住職からいただいた教えのなかで、最も心に深く刻まれているのは「仏教の伝道には伝統と革新の両輪を回すことが必要だ」という言葉です。伝統として受け継がれていることのなかから本質的なものを見極め、時代に先駆けた・・・

  • 2019/10/16

    慶集寺 寺宝・法物 御紹介 

    新御堂 内陣 寺宝・法物木像御本尊 + 木彫作家・岩﨑努 作『 空華蓮水極楽浄土図 』約三百年に渡って慶集寺で護持されてきた「木仏本尊」は、浄土真宗本願寺派の仏師であった京都・岡崎「渡邊康雲」による、日本浄土教の伝統的な様式が見られる仏像です。旧本堂の解体を機に古い荘厳からお出しして修復作業を施したことで、その美しいお姿の全体像を顕現されました。そして新たに、この御本尊の背面を荘厳する木彫レリーフを、・・・

  • 2019/10/16

    琳空館ニ階ギャラリー『アミタ-ひかりといのち-』展のご案内

    写真集「不思議の国」を上梓したとき、河上師は一目みて、「不思議は阿弥陀です」といわれた。思議・弥陀(ミタ)は量ること、いろいろ慮(おもんばか)ること。不・阿(ア)は否定語で、つまり思議のおよばぬ世界だと。 今回の「不思議のアミタ」の展示では、なんら慮ることなく、全てお任せしました。とても気持ちが良いです。  石黒健治  慶集寺住職が東京在住の二十代の頃に出会い、四半世紀に渡る交流のなかで様々な・・・

  • 2019/08/27

    わたしの終活5 / 令和最初のお盆に思う

     令和最初の夏は連日の猛暑。私が子供の頃はもうちょっと過ごしやすかったような気がするのですが、これが気候変動、地球温暖化の現状なのでしょうか。うちのお寺の境内地には古くからの墓地があるので、お盆は御堂でお墓参りの方々をお待ちして過ごすのが慣例です。けれども昔と同じでないのはお天気ばかりではなく、お盆のありようも家族のありようも、年々移り変わっていることをひしひしと感じました。これまでは小さか・・・