昨年11月11日、まだその頃は空家だった琳空館で行われたコミュニティーパーティー「ONENESS」で出会ったのが、画家の薬師丸郁夫氏と奥様の貴子さんでした。サイケデリックな細密画や、曼荼羅、仏画などを数多く描かれる薬師丸氏の「如意輪観音菩薩像」をギャラリーBAUで拝見させていただいて甚く感動した私が、それをご縁に自らの信仰の対象である「阿弥陀如来」についてお話させていただいたところ、両者の間に何かがスパーク!してしまったわけです。

今年の1月に宮城県の山中に住まわれている氏から郵送されてきたのが麻布に油彩で描かれた、阿弥陀如来の御絵像。

その後、今に至るまで琳空館で起きてきたさまざまな出来事は、まさに不思議の現象の連続。自然のままに現れて来られた阿弥陀如来の、不思議の働きのようにも思えることばかり、だったのです。