私的仏典解釈・仏説阿弥陀経 – 釈尊、中日の説法。

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シャーリプトラよ。よく心から信じて、思慮分別をもって疑ってはいけない。

よく、思念を整え、気付くべきである。

 

わたしは、

釈迦という名の悟りたるものは、

この濁りと悪に満ちた娑婆世界で、

成し遂げ難きことを成し遂げた。

 

この上ない智慧をもって、

わけへだてなき慈悲をあらわし、

すべての生きとし生けるものたちのために、

阿弥陀仏という名の尊い教えを、

 

いまここに説くのである。

 

 

 

 


真西の方角に沈もうとする夕陽に、

世界のすべてが暖かく照らされているなかで、

釈尊が静かにその教えを説き終えられると、

 

シャーリプトラをはじめとした、そこにいたすべてのお弟子方も、

アーナンダも、チューラパンタカも、心から感動に震えて、

 

その心は時空を超えて共鳴、共振して、

その尊い教えは「南無阿弥陀仏」の声となって、

 

いまここにも響き伝わり、

聞こえてくるのでした。

 

 

 

n a m a m d h a b u d

 

n a m a m d h a b u d

 

n a m a m d h a b u d

 

 

 

 

 

文 章:河 上 朋 弘 

写 真:石 黒 健 治 

令和2年 1月 初稿 

 

 

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