私的仏典解釈・仏説阿弥陀経 – 釈尊、中日の説法。

pages. 1 2 3 4 5 6 7 8

親愛なる、シャーリプトラよ。

見識ある賢者の君は、どう思うか。

なぜ極楽の仏は「阿弥陀」と名乗られているのだろうか?

 

シャーリプトラよ。

その仏の放つ光は果てしなくすべての世界を照らして、

何ものにもさまたげられることがない。

 

私たちの認識している光は、何かに妨げられることによって、見えている光だ。

私たちは、光を妨げるものがあることによって、光を光と認識しているにすぎない。

 

しかしながら、極楽より届けられる光は、

何ものにもさまたげられることのない、量り知れない光なのだ。

 

何ものにも断たれることのない、何ものとも比べようのない、永遠の光だ。無量の光だ。

 

その仏の名前「阿弥陀」とは、「はかりなきひかり」という意味の、顕れなのだ。

 

 

またシャーリプトラよ。

この世界に生まれたものは、必ず死に至るということは、世の常である。

しかしながら極楽の世界にあるその仏や、

そこに生まれた人々には、死というものが無い。

 

私たちは生まれたかぎりは死ななければいけない世界に存在しているが、

その世界は、生からも死からも、自由なのだ。

 

生死にとらわれる必要がなく、永遠の命を生きることができる。

無量の寿命を生きることができる。

 

その仏の名前「阿弥陀」とは、「はかりなきいのち」という意味の、顕れなのだ。

 

頁. 1 2 3 4 5 6 7 8