いま正信偈を読み解く

いま正信偈を読み解く

科学・政治・経済・法律・宗教・仕事・趣味・家族・先生・友人・自分・・・今を生きる私たちにとって、何をどう信じることが、本当によいことなのか。先の見えない未来に向けて、何をどう願い、生きれていけばよいのか。浄土真宗座右の仏典「正信偈」に、生きるヒントを尋ねてみましょう。

  • はじめに その光のあることに気づく

    いま正信偈を読み解く- その光のあることに気づく - 帰命無量寿如来 南無不可思議光 普放無量無辺光 無碍無対光炎王 清浄歓喜智慧光 不断難思無称光 超日月光照塵刹 一切群生蒙光照  これからこの琳空館を会場として「正信偈(しょうしんげ)」を題材とした、仏教・浄土真宗のお話をさせていただきたいと思います。生まれ育った家庭に仏間があり、毎月お仏壇にお坊さんがお参りに来るような環境にある方なら、「き・・・

  • Ⅰ-① 仏の教えの前提として-因果と縁起-

    いま正信偈を読み解く- まず仏教の要より説く① - 縁起 因果 善因楽果 悪因苦果  2021年(令和3年)春より開始した『琳空館セミナリウム』ですが、これから正信偈をテキストとして、そこに説かれる浄土真宗の教えを、みなさんで読み解いてまいりたいと思います。840文字で構成された本文に取り組む前に、まずはこの「正信偈」という題名を読み下してみると、「正しく信じる偈(うた)」と読むことができます。 ・・・

  • Ⅰ-② 仏の教えの前提として-四苦八苦-

    いま正信偈を読み解く- まず仏教の要より説く② - 四苦八苦 生老病死 愛別離苦 怨憎会苦 求不得苦 五蘊盛苦 どんな人も、楽を求めて、苦は遠ざけておきたいものだと思います。けれども、人生の悲しみや生きづらさは誰もが感じざるを得ないことであって、煩わしさや悩みを抱えながら、それでも生きていかなければいけないのだと思います。 親しい人を亡くすということは、誰もがいつかは経験しなければいけないことです・・・