しがんひがんのわたりかた

しがんひがんのわたりかた

仏教は、知識や教養、制度や慣習といった世間的なカテゴリーにとどまるようなものではありません。私たちが現実として抱える、悩みや苦しみや生きづらさから、救い出されたいと心より念願することから始まる、出世間(さとり)の道です。 慶集寺が伝える浄土真宗の教えは、末世の現代社会に生きる私たちが、日々の生活のなかで無理なく勤めることができる、実践的な仏教です。南無阿弥陀仏のお念仏を称えながら、自らに与えられた人生の困難を、そのまま修行として受け入れて忍び励み、やがて成仏するための生きる道です。

  • 五濁悪世にほとけひらく蓮華

     浄土真宗の根本聖典・浄土三部経のひとつ『仏説阿弥陀経』には、 末法の世界には避けがたい五つの汚れ「五濁(ごじょく)」があらわれると記されています。 まず一つ目が 劫 濁 ( こうじょく ) 疫病や飢饉、犯罪や戦争などの社会問題が増大し、時代そのものが汚れている状態をいいます。そんな時代にあっては、すべてのものが影響下にあり、汚れに染まらないわけにいきません。 次の二つ目が 見 濁 ( けんじょく

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