身勝手なふるまいを慎んで、みんなのために進んで行動することが、社会に生きる市民としての理想的な在り方です。大体にして自分勝手な気持ちで物事に関わっていると、周りの人から恨みや憎しみの心が起こってくるものです。

恨みや憎しみの気持ちが起こると、心を一つにして行動を共にすることができなくなってしまいます。心を一つにして行動できなくなってしまうと、私的な感情のために関係がぎこちなくなって、みんなにとっての大事なことの差し障りにもなってしまいます。

恨みや憎しみの気持ちが起これば、みんなで決めた約束に反して、道理に背くことも起きてしまうのです。だからこそ、最初の第一条にも「和となるようにつとめましょう」と記したのです。

その心は、いろいろでひとつの世界を、多様なままに調和的な社会を、孫の孫そしてその孫の生きる未来、七世代先の未来にまで、念い願ってのことなのです。