2007年7月1日「 慶集寺通信1号 -永代祠堂経法要のお知らせ- 」


イラスト:石田貴子さん(ぱっかん茶屋)  
 



雨上がりの紫陽花が美しい季節です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
初夏の年中行事「永代祠堂経法要」が今年も執り行われます。

一般に「永代経(えいたいきょう)」又は「祠堂経(しどうきょう)」と呼ばれていますが、そういった名称の経典があるわけではなく、これらは「永代読経(えいたいどっきょう)」「祠堂読経(しどうどっきょう)」を略したものであり、永代に渡ってお釈迦さまの説かれた真実の教えが聞き伝えられていくことを憶い、その聞法の道場としての本堂の維持を願って執り行われる法要を「永代祠堂経法要」といいます。

今は亡き方々をご縁として、お寺を参拝する機会をいただき、
日常生活ではなかなか知ることの出来ない、仏の教えを自らが聞き学び、
その教えを子や孫や世界に末永く伝わっていくことを憶い、
代々仏教が受け継がれていく場所としての寺院の繁栄を願って、
門信徒と寺族が心をひとつにし、みんなでお勤めする一年に一度の法要です。

今年の慶集寺では、6日の「永代祠堂経法要」に続き、7日の「読経法座」8日の「白道講」と、三日連続の夏期集中講座を企画しております。





平成十九年度 永代祠堂経法要(えいたいしどうきょうほうよう)
七月六日(金曜) 朝座/午前九時半 昼座/午後二時 於:慶集寺本堂
講師 梅原惠俊師(高岡教区川上組・隆永寺)

慶集寺本堂に於いて、朝座昼座の二回にわたり、それぞれ二時間ほどの法座です。 祠堂御懇志をいただいた方々の法名を祠っての追悼法要をお勤めし、講師のご講話を聴聞いたします。ご講師の梅原惠俊先生には、昭和四十四年より三十七年間にわたってお話しいただいてまいりましたが、残念ながら今回が慶集寺での最後のお説教となります。これまでに先生よりいただいた仏縁に感謝し、多くの方々にお参りいただきたいと思っております。


第一回 読経法座(どっきょうほうざ)
七月七日(土曜) 夜七時半より九時半頃まで 於:慶集寺会所

先日改築工事が完了したばかりの「慶集寺会所」を会場として、慶集寺住職が取り仕切らせていただく初めてのお講です。参加者全員での「仏説阿弥陀経」の読経のあと、住職による法話をお聴き頂き、その後は皆様との話し合い法座を行わせていただきます。第一回目の話し合いテーマは「現代の仏教寺院に何を求めるか」です。これからの慶集寺をよりよい寺院にしていくための「はじめの一歩」となるよう、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


七月 白道講(びゃくどうこう)
七月八日(日曜) 午後二時より四時頃まで 於:慶集寺本堂

毎年三月二十一日の春の彼岸会に始まり、四月から十二月まで毎月八日に行われている月例法座です。「正信偈」の読経と、慶集寺前住職の法話があります。





会場と駐車場の地図は、こちら です。
また、ライトレールの時刻表などの情報は、こちら です。

みなさまお誘い合わせのうえ、慶集寺にお参りください。
心よりお待ちしております。

感謝 尊敬 平和 南無阿弥陀仏




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2007/06